2007年北海道の旅 D


7月14日 (土) 曇り〜晴れ(快晴)


弟子屈の朝9時、とほ宿「ましゅまろ」の外は霧雨のようなのでとりあえずカッパを着てのスタートとなる、以前側を通った事があるだけだった「硫黄山」に寄ってみる。硫黄の噴煙が立ち上っている側まで行く、その熱を利用してゆで卵をおばさんが売っていたので1個(100円)食べました。硫黄のにおいがありちょっと違った味に感じられた。

その後、R391の小野上峠越えて小清水町に向かうと、どんどん天気も回復してきたので斜里川本流にある「さくらの滝」に行ってみる事にした。ここは今の時期(夏)、春に遡上した桜鱒がこの滝付近まで遡上して滝をジャンプしてのぼる姿はとても感動しました。

最近、観光業者も何か新しい観光地(スポット)がないかと色々模索して今まであまり人が来なかったところまで手を広げているようです、その一つはここ「さくらの滝」と裏摩周にある「神の子池」です。いずれも道幅も狭く未舗装道(ダート)でとても観光バスなどすれ違う幅ではありません。このような静かなところはそっとしてほしいものです・・・ね。


今日もカッパの下には防寒着を・・後が硫黄山です。 硫黄が噴出するところで蒸したまごを作ってる。
硫黄を吸ってしまうと・・・息苦しい 半分食ってしまった蒸したまご・・・。
「さくらの滝」の幅は20m位で桜鱒がジャンプしてるのでが写っていません?デジカメの特徴がこれなんですよねシャッタをきるとすでに遅し、10枚ぐらい撮ったがすべてこれです(泣)。 さくらの滝で釣りを楽しんでいる人
ちなみに餌は「いくら」です。
釣り上げた「おしょろこま」です私の手が大きい?
「食べないからあげる」と言われたけれども・・・・・
・・・リリースしてあげました。
うぅ〜ん今度は釣り道具をもってくればいいなぁ〜
もちろん無料ですが桜鱒を釣ったらリリースするようですよ。これも自然保護なのです。
11時過ぎになった頃は快晴と言ってもいいほど天気も良くなりオホーツク海方面に向かう事にした。R391から小清水原生花園の海岸道路を軽快に走る事ができました。やっぱりバイクは天気が良くないとだめですね。
R391のジャガイモ畑から見た斜里岳
  (05.07.15登った山)
です。
車の交通量も少なく走りやすいR391なのです。
あと少しで斜里町の小清水原生花園です。
小清水原生花園で遭遇したJR北海道が開発した
「DMV」(デュアル・モード・ビークル)あるときは
路上を走るバス。そしてレールの上を走る列車に
なる次世代乗り物。(釧網本線にて、レール走行中)
小清水原生花園を彩るエゾスカシユリとエゾキスゲ。他にはハマナスやナガハグサ等が多く咲いている。
R244から網走からR238を走りサロマ湖へと進む。途中、能取湖にある「サンゴ草群生生地」の看板発見!行ってみる事にする。この「サンゴ草」は塩分の多い湿地に生息する葉のない1年草で高さは10〜20センチで多くの節があります。茎が対生し9月中旬から10月にかけてサンゴのように美しい赤色に変わります。ヤチサンゴやアッケシ草とも呼ばれています。茎が丸く肉厚で枝に節がありサンゴのように見える事からこの名前が付けられたそうです。日本ではここ網走国定公園の能取湖(卯原内)に最も多く見られるとのこと。是非秋に訪れたいものです。
網走国定公園 能取湖にあるサンゴ草(アッケシ草)
サロマ湖側の北勝水産でホタテ貝の生や加工品を販売及び食べられるお店。安くて美味しい!。   
       
私もホタテ焼きと、ホタテバーガーを戴きました。
時間もすでに午後3時、今日の泊まりはできるだけ富良野に近いところにしたいと思い、だいぶん距離がありますが比布町にある「ぶんぶんハウス」まで行く事にした。道道961から103の、のどかな山間コースそしてR39瑠辺蘂町(るべしべ)から石北峠を越えて層雲峡を過ぎれば上川です、上川ラーメンの知名度は高く、時間も18時ごろだったので夕食をここで済ませました。ここから目的の「ぶんぶんハウスまでは20分ぐらいです。途中コンビニで明日の朝食を買って入る。すでに5人のライダーが到着しており恒例の情報交換が始まりました、夜になると結構涼しくなって窓を閉めたぐらいです。ここは昨年稚内から富良野にはいる時にお世話になった比布町内の集会場で夏場だけライダーハウスとして開放して我々に宿泊を提供して戴いているありがたいところです。(室内も広く綺麗ですよ)


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