利尻山 (利尻富士)  1718.7m     2006.07.02  晴れ


稚内沖に浮かぶ最北の鋭峰です。利尻の地名はアイヌ語の「リィシリ」(高い島)が由来です。礼文島と並んで、日本海に浮かぶ美しい山(島)です。
その形は火山そのもので山頂は急斜面と絶壁そして高山植物に囲まれ裾野にはブルーの日本海が広がっていました。前日は礼文島を歩ききったので宿泊先の「利尻ぐりーんひるYH」で一日ゆっくりして翌日登ろうと構えていたのですがYHで知り合った方が2日(7月2日)に登りませんかとお誘いがあったのでそれじゃ・・・行きましょうということになり、疲れもありましたが鴛泊コースの利尻北麓野営場からの登山となりました。(am5時出発)
しばらく歩くと水場の甘露泉がありました。前半は道内でも屈指の針葉樹林帯でエゾマツやトドマツの木々の森林浴を楽しむ、そこを抜ければ視界が一気に広がってフェリー乗り場の鴛泊港や礼文島が眼下に見える第一展望台に到着です。
そしてしばらくハイマツ帯が続く、その尾根を登りきると長官山(1218.3m)に到着、ここから利尻山の頂きが目の前にそびえ立っていた。ここから山頂への尾根は急なガレ場ですべりながらの登りです、ところどころ登山道がえぐられて厳しい斜面でした。悪戦苦闘しながら長官山から2時間05分ぐらいで山頂に到着で〜す。山頂は大変狭く絶壁で登山者で混雑してました。昼食をとって360°の絶景を満足いくまで見て下山となりました。
所要時間8時間20分ほんまに疲れました。
礼文島からの利尻富士
香深(礼文島)から鴛泊(利尻島)行きの船より
見た利尻山
早朝3時50分の日の出
北の大地の朝は早い!
さぁー利尻北麓野営場より出発です
針葉樹のエゾマツ・トドマツ林を進む
第一展望台より鴛泊港方面
ハイマツ地帯です
快晴の日本海 鴛泊港にフェリーが入る 長官山(8合目)より山頂を望む
急斜面の崩れが目立つ山頂手前のガレ場 9合目まで来ましたこれからが難所です
左の円形建物は携帯トイレブース
休息しながら急斜面を登る
下りは滑ってたいへんだ!
エゾノハクサンイチゲと鴛泊港
利尻山のエゾノツガザクラ 利尻山(1718.7m)山頂到着です
YHで知り合った人たちと・・・
山頂のローソク岩 山頂より礼文島を望む 
まさに360°の絶景です
 
 
甘露泉の水汲み場です水温12℃で冷たい
YHでコーヒーを入れて飲みました一言うまい!
礼文島に沈む夕日(pm7時20分)