花の島 礼文島   2006年6月30日〜7月1日
愛とロマンの8時間(11時間)コースと桃岩展望台コースを歩きました。


北緯45度30分、東経141度4分。礼文島は離島の中で日本最北端の島です。南北29km、東西8km、周囲72kmの細長い島で面積は約82uです。
なお 礼文の地名はレブン・シリ(沖ノ島)からきています。
この島の特徴は、珍しい高山植物が春から夏にかけて咲く花の島として知られています。本州では2000m級、北海道でも1600m以上の高山でしか見られない可愛い花が、海抜ゼロメートルで咲いています。
そして美しい海が素晴らしかった、澄みきった青い海の色自然を尊び慈しんできた礼文島が、守り続けてきた海です。見ているだけでも心が洗われるような清らかさと、北の海がもつ厳しさを兼ね備えた海が伝えるのは美しい地球の原点を感じさせられた島でした。
桃岩展望コースからの猫岩


さぁーいよいよ「愛とロマンの8時間コース」の出発です。このコースは礼文島西海岸を縦断して礼文の魅力を十二分に感じさせてくれました。コースは岬をめぐったりお花畑の散策そして海岸の岩場・砂浜を歩く過酷な道のりでした。

朝 5時50分ユースを出発、マイクロバスで島の最北端「スコトン岬」まで送ってもらい、その「スコトン岬」6時40分出発と相成りました、「ゴロタ岬」から「澄海岬(すかいみさき)」〜「西上泊」〜「宇遠内(うえんない)」〜「礼文林道」〜「桃岩荘ユースホステル」のコースで実際所要時間は11時間と少しで桃岩ユースホステル到着しました。・・・・・(ほんまに疲れました)
(8時間というのは礼文林道の入り口までの事です。それから3時間あまりかかった事になります)日頃の運動不足がたったて足が棒になる?膝が笑う?2つを体験した1日でした。(距離にして約40km)
礼文最北端スコトン岬を出発です スコトン岬よりトド島を望む (地図)
なだらかな道をゆったりすすむ センダイハギとレブンシオガマがお出迎え
船泊湾をみる このずーと南側が香深港 ゴロタ岬付近のレブンシオガマ
今からおよそ2万年前、礼文島は大陸と陸続きでした、氷河期が終わり海面が上昇して礼文島は
離島になったそうです。高山植物を見ると、サハリンやカムチャツカ、アリュ−シャン列島と同じ
北方系の植物が多く咲いています。離島前から咲いていた植物がそのまま礼文島に残ったとい
われています。多分離島だったからこそ、植物は生き続けられたのかもしれませんね。

(ゴロタ岬付近 青い海と緑の草原の素晴らしさに思わず感動!すごい景色です。)
ゴロタ岬から海岸線に下る   砂浜から見るゴロタ岬方面です
ゴロタ浜を軽快に歩く ここにしかない「穴あき貝」不思議な貝?
浜辺で干している昆布 西上泊漁港 あと少しで澄海岬です
澄海岬で一休み まだ余裕です・・ (地図) 西上泊漁港より一気に丘に登って行く
しばらくこんな草原をすすむ 草原より険しい海岸線を見ながらすすむ
林間コースを進みここでお昼ごはんです 群生しているエゾカンゾウの絶景です
なだらかな稜線をあるいて浜に下りる 急斜面を下って海岸線に出る まだ余裕?
斜面に咲くエゾカンゾウ 一気に海岸線へ 岩場から滝が流れ落ちる
宇遠内(うえんない)漁村から180mを登る 宇遠内唯一の売店とお父さんです
これがレブンウスユキソウ(エーデルワイス) 礼文島から見た利尻富士
ようやく桃岩荘YHに到着 (18時です)  (地図) ヘルパーさんが屋根に上がってお出迎え
旗を振ってくれました ありがとう! 完歩記念写真です いい顔しています
疲れきった身体を癒してくれた6月30日の
19時30分の夕日です。


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