利尻山 1319.7m    2007.07.07 (土) 晴れ

小樽から少し遠回りしたので恵庭岳に着いたのは、am11時15分でした。登山口駐車場にはバイク2台と車が10台止まっていた。急ぎ着替えをして11時30分登山者名簿に記入して登り始める。

恵庭岳は支笏湖(周囲4km・最大水深360m平均水深256mで秋田の田沢湖に次ぐ日本で2番目に深度を誇る不凍のカルデラ湖)の北に位置する活火山です。約4万年前の巨大噴火によって支笏湖カルデラがつくられ、その後に起こった火山活動が風不死岳・樽前山そして恵庭岳の山々が形成されたそうです。

最初は緩やかな林の中を抜けて登りはじめる、とどまつ林に差し掛かると意外と急斜面になってきた、どちらかというと一直線に感じる。ところどころロープにつかまっての上りです、標高は稼げるがしんどいね。途中下山されていた地元の長老の方が言っていました「この山は道内でもきつい山の一つだね」と・・・・。そんなきつい斜面を過ぎると展望台の見晴台だ!、(経過時間は1時間50分)見晴台は溶岩の岩場である。ここからは満々と青い水を湛える支笏湖の絶景が広がる。この岩場で少し遅い昼食です、支笏湖から吹き渡ってくる爽やかな風を感じながらの食事はいいもんです。

山頂までは後一息というところなのですが、残念ながらがけ崩れのため8.5合目の第2見晴台より先に行く事ができません。そこからきた道を戻る事になる。

上り2時間20分
下り1時間30分

水深360mの支笏湖から見た「恵庭岳」 西側斜面では1972年札幌冬季オリンピックの滑降コースに
なったそうです。
恵庭岳登山口ここで名簿に記入してスタートです。 最初は涸れ沢の中を進む
5合目付近トドマツ林の中をすすむ 立ち木が高く
眺望は望めない。
6合目になると少しだけ開けて支笏湖が望める。
ロープをつかっての急斜面上りです。 あと少しで7合目の展望台です。
見晴台に到着しました。空の青、支笏湖の青、
そして山の緑、何と素晴らしいのだ!
見晴台から見た山頂その下には活火山の象徴
噴煙が上がっている。
見晴台に咲いていた「イワブクロ」 8.5合目の第2見晴台に到着
第2見晴台より支笏湖を望む絶景! 急斜面は上り下りに分けてありいずれもロープを
使います。

下山してから着替えをしないで、支笏湖湖畔にある「いとう温泉」に入って、本日の泊まりのモーラップ樽前荘に行く事にした。