2007年北海道の旅 C


7月11日 (水) 曇り〜雨〜曇り

朝セキレイ館のあたりはどんよりと曇っていて、時おり霧雨が降っているではないかでも今日は釧路まで行きたいので9時15分カッパを着ての出発です。ここ大樹町の情報を見ると近くに「航空公園」があったので少し釧路方面の逆になるが行ってみる事にした。着いたのはいいのですが、雨はほんぶりおまけに気温は10度ぐらいしかありません、当然こんな天気なので何もしていません、関係者の方に聞くと最近飛行船を成層圏まで上げてあらゆる通信の実験をやっているとのことでした。滑走路も1kmあるそうです。まぁそんな天候なので早々に引き上げ一路釧を目指し走り続ける事となりました。寒さ対策としてトレーナの上にダウンジャケット(薄てのもの)その上に皮ジャンそしてカッパで〜す。これでなんとか寒さは回避できますが手が冷たいこれはガマンするのみです。(泣)
R336〜十勝川を通りR38から山あいをぬけ、音別町から白糠町に入り13時過ぎ宿泊でお世話になるレッドバロン釧路バイクステーションに到着。
ここで「北海道ツーリングキャンペーン2007」に申し込みをする、これをしておくとバイクにトラブルが発生した時などの対応が迅速にしてもらえる利点があります。その後オイル交換・タイヤ空気圧調整等々やってもらいました。そうこうして少し遅い昼ごはんを近くのラーメン屋さんで済ませた、雨も強く降りそうなのできょうは宿で昼寝をする事にした。目覚めると多くのライダーさんが来ていました、雨も本格的に降っていて明日の天気とニュース等で情報を得る。
寝る部屋は寒いが(夏に寒いの言葉が使える釧路って不思議?)何故か談話室は暖かいのである?それはそのはず石油ファンヒータが点いているではないか?暖かいはずですよね(笑)。でもこれで丁度いい感じの釧路の夜でした。(日本も狭いようで広いよね)


セキレイ館のオーナーさん夫婦とSさんのコペンを拝借してのスナップ。
予約した時心地いい応対だった奥さん何んだか話のテンションが合うなぁーっと思ったらやっぱり関西の人だった(大阪の人)。このような方に出会うのが多い北海道なのです。
レッドバロン 「バイクステーション釧路」2泊しまし
た。雨と寒さに悩まされた釧路でした。

7月12日(木)  雨〜曇り〜雨

朝起きるとものすごい雨音・・・・・よく降る雨です。まぁそれはそれでいいのです、本日の目的は釧路湿原を走る列車「ノロッコ号」に乗るのです。雨の釧路湿原も情緒があるかもしれません、そこでとまりが一緒だった山口から来られた4人グループの方と行く事にしました。JR釧路までバス停9時45分発の路線バスに乗って30分ぐらいで到着です。

ノロッコ号(列車)に乗るためみどりの窓口で往復(1360円)と指定席(300円)を買う、何故指定席なのか?というと進行方向左側の席が見やすいとのこと。切符を買ってから駅の売店で昼ごはんの「たらばカニ弁当」をゲット、3番ホーム10時56分発に乗り込む指定車両はほぼ満席の状態でした列車のスピードも遅く、なお湿原の見所に差し掛かると一層遅くなり歩くぐらいにスピードダウンしてくれます。そうこうすると列車は「塘路駅」11時40分着、ここで乗客は降りて駅近くを散策して、折り返しノロッコ号塘路駅発12時07分に乗って釧路駅まで帰ります、私は駅弁をベンチで食べてその列車には乗らず、駅舎兼喫茶店でコーヒーを飲んであとは駅前のお土産店やカヌー体験案内所などで情報を得る。帰りは釧路行き普通列車14時32分発で戻った。
駅近くに和商市場があるのでカニの試食(毛がに・タラバ)をして釧路バスターミナルから16時30分発白糠行きで西郵便局前まで戻った。(料金350円)

ノロッコ号に乗るためバイクステーション横のバ
ス停「西郵便局前」より出発9時45分・・
JR釧路駅に向かう釧路バス車内、よく降っていますよ雨が・・・・。
出発前のノロッコ号(釧路駅) 10時56分発 ノロッコ号指定席車内、向かって左の方が眺めがいいのだが3人掛けなので少々狭い(乗ってる私が大きいかも?)
岩保木水門 大正9年の釧路川洪水をきっかけ
に翌年の10年から治水事業の一環として建設
され昭和6年に完成、そして新岩保木水門が
(写真)1990年新たに建設されたそうです。
釧路湿原を走るノロッコ号 この線路は釧路本線で釧路を出発して釧路湿原→細岡→塘路そして標茶から摩周→川湯温泉→知床斜里を通りオホーツク海岸の原生花園(小清水原生花園)から網走と続く変化にとんだ列車です。
釧路駅から約45分で「塘路駅」に到着です。
乗客はここで降りて30分後にはこの列車
(ノロッコ号)に乗って釧路まで戻ります。
12時07分塘路発ノロッコ号はバックで釧路駅に向かって出発です。
塘路駅ホームです、この中の駅舎が喫茶店に
なっていて列車が発車したあとは静かでゆっくり
コーヒーが飲めました。喫茶の主人と湿原の話
をしていると近くの売店のおばさんから「じゃがバ
ター」をいただきましたよ。
次の列車がくるまで人影も少なくシーンと静けさを感じるホームでした。
駅内の喫茶店も暖房のストーブが燃えている。7月の12日です?ほんとかなぁと疑いますね。(暖房してますからドア―を閉めてくださいねっと喫茶の主人が入ってくる方に言っているのです)
この列車が本来、釧路本線を走っています。
のどかでいいもんですね。もちろんワンマンカー
で〜す。帰りはこの列車で釧路まで戻ったのです。
釧路駅で買った限定販売の「たらば寿し」です。塘路駅前にある公園のベンチで戴きました。「美味かった度」は想像に任せます・・・北海道のたらばカニです・・・。
ノロッコ号終点の塘路駅駅前です。列車が入っ
てこない時間帯は人っ子いません、でも今日は
天気も悪いし気温も低いし仕方ないですよね。
ソフトクリームの看板が寂しそうに見えました。
塘路駅舎の玄関です。駅前にはみやげ店やリバーウォッチング(湿原川下り)・ネイチャーウォッチング(湿原ガイド)をしてくれるお店があり天気が良ければ楽しむところがたくさんあります。次回はカヌーで釧路湿原(川)を下ってみたいもんです。

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