瀬戸内海「とびしま海道」と「萩&北九州」ツーリング@   2012年(H24年)10月24日〜30日


昨年の四国一周に続き。。。今回の旅は、明石海峡大橋を渡り淡路島そして四国へ・・・・・。今治からフェリーに乗って瀬戸内の「とびしま海道」を走ります。一番目の島は「大崎上島」へ上陸、そしてまたフェリーで「大崎下島」へ渡りそこからは「岡村島」・「豊島」・「上蒲刈島」・「下蒲刈島」の順に橋を渡って呉(広島)に上陸。
まさにこれぞ瀬戸内の絶景を楽しめたツーリングでしたよ。

その後、呉から音戸大橋をわたって江田島へ。切串港から上村汽船フェリーで広島に再上陸そして岩国を通り柳井へ、それから山口の萩へGo!。

ここまできたら、九州ですよね・・・・っという事で佐世保から島原へ、そしてまたもや島原からフェリーで熊本へ。
熊本から九州を横断します。高千穂峡に寄ってはみたがやっぱり観光地ですね。人ひとでいっぱいなのですぐ退散したのでした。。。(やっぱり観光地は私にはあいませんでした。。。。)

そんなこんなで。。。。。
もうこれ以上走られへんと。。。相棒の鉄馬と私の体が言うもんで大分からフェリーで神戸に戻ることと相成りました。。。。。

(大まかなルート説明ですが中身をご覧くださいね。)
おなじみの明石海峡大橋を渡り淡路SAのスタバでいっぷく。。。本日秋一番の快晴日和!




走行距離1800km 約3分の1ぐらいが高速道路でした。 (宿泊地:今治・柳井・萩・佐賀・島原)



10月24日 淡路→高松→丸亀→今治まで
鳴門海峡に架かる大鳴門橋をちょっと見学。。。。 淡路島南ICで降りなければならないですがとってもいい所ですよ。
渦潮にはなっていないが結構潮の流れが見えました。   (地 図)
子どもの守り神で知られる「津島神社」(香川県三豊)に寄ってみました。周囲150mぐらいの島に本殿が祀られています。
 渡る橋は年に2日間だけ木の板が敷かれ渡ることができるとのことでした。毎年8月4日・5日に夏季大祭が行なわれ10万人の参拝者で賑わうと聞きました。
    
(地 図)    本殿までの距離は250mぐらいで瀬戸内に浮かぶ神社の島です。  (こんなポスターがありました)

10月25日 

 今治港からフェリーで大崎上島→またフェリーで大崎下島へ→岡村島→豊島→上蒲刈島→下蒲刈島→呉→江田島からフェリーで広島→岩国→柳井へ。
これから今回本命の瀬戸内の「とびしま海道」を走ります。
今治港6時30分発の大三島ブルーラインフェリーで大崎上島へ向います。 出港すると間もなく朝日が昇ってきた。(今治港)
瀬戸内しまなみ海道の来島海峡第二大橋をくぐり所要時間1時間15分の船旅ですぞ!
途中 大三島の宗方(7:45)に寄港して大崎上島へ・・・・。 やっと大崎上島の港が見えてきた。。。。
大崎上島の木江(きのえ)港に7時45分到着です。  (地 図) 小さな客船も木江港に入って来ました。。。。。。
すごいですね、5階建ての住居もありましたよ。 風情のある路に建ち並ぶ家並みでした。
 ここ木江町には古い街並みがが残っています。2階建て3階建ての木造建築の家並で、九州や大阪への航路の寄港地とて、またその昔は風待ち潮待ちの停留地として栄えてきたようですよ。
白水港フェリー乗り場 ここは広島県竹原市と繋がっていて(25分)近くには広島商船高等専門学校があり学生が下船して自転車で登校していたよ。(練習船が停泊)
長島にある大崎火力発電所へ向うには長島大橋をわたって・・・・・眼下には瀬戸内の島々が望めいいもんです。  (地 図)
この大崎火力発電所(中国電力)は平成12年11月発電開始 出力は25万kwだそうですよ。
造船の盛んな大崎上島 鉄のモニュメント「天の鳥船」という造船の町を象徴するものであるようです。。
島のあちらこちらにはミカン畑がたくさんあって甘酸っぱい香りが漂っていました。
大崎上島の明石港 (地 図) からフェリーに乗って小長まで行きます。 小長(おちょう)まであと少し。岡村島に架かる愛媛・広島県境の橋をくぐります。
大崎下島の小長港に接岸します。(明石→小長まで15分ぐらい) このフェリーに乗って。。。。 
山の斜面にミカン畑がいっぱいで・・・その香りがとってもいいね。 岡村島に架かる2つの橋を渡ります。
岡村島に架かる橋に愛媛と広島の県境があった。 「岡村大橋」 (228m 1996年完成)   (地 図)
ここ大崎下島には「御手洗」(みたらい)町並み保存地区があります。港町として栄え、江戸時代の中継貿易港で人が集い、物資が集まりそして文化が育った町として江戸・明治・大正そして昭和初期の貴重な建物がたくさんありとってもいい町でした。
天保3年(1832年)に建築されたという「高とうろう」 郵便ポストも床屋さんもレトロな感じ。
入母屋造り、妻入、本瓦葺で建てられた町並み。。。。歴史ある建物があり、往時の繁栄ぶりを感じた町でした。  (地 図)
大崎下島と豊島を結ぶ「豊浜大橋」。 (長さ543m 1993年完成) 豊島漁港の小さな漁港にはゆったりした時間が流れているようでしたよ。
(地 図)
   
豊島漁港側のあずま屋で・・・長老のお話を聞きながら昼ごはんで〜す。 
豊島から上蒲刈島に向います。吊り橋なので少し山の方に登ってから橋を渡ります。 眼下には瀬戸内のこんないい景色が常に飛び込んできますね。
豊島から上蒲刈島に架かる「豊島大橋」  (長さ903m 2008年完成)     (地 図)
海岸線の県道287を上蒲刈島にはこんな風景がず〜っと続きます。何度も小休憩をしながらの気ままなツーリングで〜す。
上蒲刈島と下蒲刈島をつなぐ「蒲刈大橋」 (長さ480m 1979年完成) 豊浜大橋と同じ造りです。   (地 図)
下刈蒲島にも山の斜面にミカン畑が多くありました。ミカン畑に行く道路も整備されています。 そして防波堤で釣りを楽しんでいる長老・・何か釣れましたかーと聞くと小さな鯛が釣れたとかえってきました。。。。。本命はアジもようでした。。。。。天気もいいし釣り糸を垂れるのもいいねー。
いよいよ下蒲刈島から本州(広島)にわたる安芸灘大橋が見えてきたよ。 その「安芸灘大橋」を渡る前にちょっと休憩??(長さ1175m 2000年完成)
安芸灘大橋からの眺め。たくさんの小島が点在する瀬戸内の絶景だ!    (地 図)
 音戸大橋 (長さ172m 1961年完成)
またまた島を目指して「音戸大橋」を渡って広島市外の見える江田島へ・・・・。手前が既存の音戸大橋、その向こうには新し橋が造られているようです。
こんな船に出会いました。  「音戸渡船」古くは江戸期より音戸ノ瀬戸の両岸を結んできた、距離約250mで日本で一番短い定期航路だそうです。  
 運航は5時半から21時までで、時刻表はありませんが桟橋に乗る人がいると迎えに来てくれるようです。 料金は大人70円小人40円。自転車・原付もOKですよー。
   (渡船と桟橋そして待ち合い所)   (地 図)
江田島が見えてきました。本日最後の「早瀬大橋」です。ここを渡ってフェリー乗り場の切串へ。。。。  (地 図)  (長さ623m 1973年完成) 切串港発広島(宇品)行きの上村汽船フェリーです。(江田島切串港) 
                                (地 図)
 15時30分切串発 宇品まで約30分の船旅です。(船内と出航直後)
広島から山陽自動車道で岩国の錦帯橋に着いたのが17時10分であと少しで日没。。。。写真だけ撮ってすぐ柳井市の宿へと向かったのでした。 


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