砥峰高原の秋   2006年9月21日


初秋の爽やかな天気の日に神崎郡神河町(旧大河内町)にある砥峰(とのみね)972mに広がる砥峰高原に出かけました。ここはススキの名所と知られています。銀色に輝く穂が爽やかな秋風に揺れその素晴らしい景観は心を和ませてくれました。

ここのススキ大草原の面積は約90haもあり、明治時代に軍馬の放牧地として作られたそうですが、一度も使われる事なく現在に至っています。
周りには馬が逃げ出さないように作られた土塁がそのまま残っています。草原を少し歩いていい汗をながすと身体もすっきりすと思います。

とのみね自然交流館では平家そば処「交流庵」があり。手打ち蕎麦を賞味できます。また備え付けのウッドデッキで温かいコーヒーを飲むのもいいのではないか。

(地図)

とのみね自然交流館と階段になっているウッドデッキ ススキの大草原
小さな池よりススキ草原を展望

(4月の第一土曜日に草原の山焼きをします)
 問い合わせ神河町観光協会  
 Tel0790-32-2316(9:00〜16:00)           
砥峰高原・峰山高原の麓に咲く彼岸花 森林浴しながら曲がりくねった山道を行く
砥峰からの下り 間伐材を使った落石防止フェンス 道端の小川 (飲み水になるのかな?)

帰り道関西電力大河内発電所にお邪魔しました。
ここの発電所は黒四ダムの約4倍の発電をしています。太田ダム(上部ダム)長谷ダム(下部ダム)を設け、その落差の394.7mを利用して最大128万kwの発電をしている純揚水式発電所(夜余った電力で下部のダムより上部のダムに水をくみ上げる仕組み)です。
尚、発電所は地下280mにあり、見学ができます。

(地図)

上部ダムの「太田ダム」
発電所送電線 供給は近畿地方、遠くは北陸・四国・
中国電力に送られている。
センターハウスここで発電の勉強をしよう