(せっぴこさん)「大天井岳 884m」 2008年5月16日 (金) 晴れ 兵庫県姫路市夢前町
ここ雪彦山は、洞ヶ岳(ほらがだけ)、鉾立山(ほこたてやま)、三辻山(みつじやま)を総称したもので一般的に洞ヶ岳を雪彦山と呼ぶようです。洞ヶ岳はさらに大天井岳(おおてんじょうだけ)、不行岳(ゆかずがだけ)、三峰岳(さんぽうだけ)、地蔵岳(じぞうだけ)の四つに分かれています。 (?実にややこしいですね?。) 国土地理院地形図記載の三角点名の雪彦山とあたかも二つあるかのようですが、三山の総称が雪彦山です。また鉾立山についても現在の位置ではなく、古くから言われている鉾立山とは、賀野(かや)神社北西方向の落葉樹に覆われた紅葉の素晴らしい中腹(662m)を指しているとのこと。 また、新潟の弥彦山・福岡の英彦山と並ぶ三彦山で、関西屈指のロッククライミングの名所でもあります。日本三彦山サミットを行ったとの看板がありました。 ルートは管理棟がある登山口から展望岩そして大天井岳(通称雪彦山)天狗岩から虹ヶ滝→大曲→出合から雪彦川砂防ダムを経て管理棟へ。 |
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所要時間 上り1時間14分 下り1時間15分 (地図) |
この季節は何といても新緑の美しさですね。早速鉄馬くんに跨って目指すは、夢前町の雪彦山です。中国道の福崎ICから県道23そして67号を夢前川にそって北上すること10分ほどで登山口到着です。 |
管理棟側の登山道から・・・。11:50 | 展望岩から見た大天井岳(884m)。 12:07 | |
出雲岩 どでかい岩が上から襲ってくる感じ。 | 覗岩付近から眺める新緑がいいね。 | |
セリ岩と言います。こんな狭い岩の間通れるかな?ダイエットしないと無理? でも何とかザックを手に持って体を横にしながら通過できました(笑)。12:50 (ここを通らなくても迂回道があるのでご心配なく) |
セリ岩付近からの眺めです。心地いい風が吹きわたっていました。 | |
セリ岩を抜けて岩場を上ると視界も開けてきた。 | 岩場の多い斜面を進むと岩と木々の緑がとても似合っていていい眺めです。 | |
ロープと鎖を使ってあと少しで馬の背から頂上です。 | 雪彦山(大天井岳)山頂の祠が見えてきました。 | |
山頂より眺める。 13:04 | 山頂より賀野(かや)神社方面。 | |
ミニ三脚で記念撮影・・・山頂にて 13:30下山 | 天狗岩から見た不行岳(ゆかずがだけ)です。 | |
結構きつい岩場の急斜面。 | 急斜面の鎖場(岩場)を下ったところから見る大天井岳と不行岳(左)。 | |
垂直にそそり立つ不行岳(ゆかずがだけ) | そそり立つ岩肌は絶景です。 | |
虹ヶ滝(夢前川源流) 14:12 | 虹ヶ滝から下ると落葉樹に覆われてくる。新緑の楓の大木です。 | |
雪彦川の鋼製格子砂防ダム 14:40 | 帰り道可愛い花に出会いましたよ。 登山道手前の山すそにに自生する「シャガ」の花でした。 |
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このシャガの花は4月下旬から5月下旬にかけて花を咲かせます。 アヤメ科の植物で、花は白むらさき色。三枚のがくと、三枚の花びら、がくの中央にはみかん色のはん点があり、花びらの先には、深い切れこみがあります。シャガは種をつくらないので、もっぱら根を広げて増えるため、ひとところに群生します。 |
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