丹波篠山ツーリング        兵庫県篠山市  2006.03.26

 

丹波篠山は京都の文化を引き継ぐ町並みと人の優しさと温かさを感じられるここ兵庫の小京都です。
戦国時代の丹波一帯は八上城城主波多野氏が支配していましたが、織田信長が明智光秀に丹波平定を命じます、そのころ信長に反旗を翻した波多野秀治は天正7年(1579年)光秀に攻められ落城、波多野家は滅亡したそうです。
その後、慶長13年(1608年)徳川家康の命により松平康重(家康の実子)が築城したのが今に残る篠山城なのです。そんな城下町を散策すると昔を思い出させる歴史的な武家屋敷などが残り当時の暮らしが伺えます。また河原町道筋の町並みは江戸時代末期の妻入商家が立ち並び当時の面影を残している、千本格子やうだつなど城下町姿を今に伝えています。

そんな篠山をバイクで行ってきました。目的は丹波篠山特産「山の芋」を訪ねてのレポートです。


私の好きなとっておきのお店を紹介します。そこはどこにでもある大衆食堂の「大手食堂」です。   (地 図)
ここの「牛とろ丼」・「そばとろ」がいちお勧め!何といっても美味い!

大正ロマン館横にあるガス灯 
大正時代の面影がそこに残っていました。 2010.11.20
大衆食堂の「大手食堂」玄関です。
ここのもうひとつの楽しみが四季ごとに変わる「お漬物」が食べ放題なんです。
これが「牛とろ丼」です。少し味の付いた温かいご飯にほのかに焼いたやわらかい牛肉、その上に丹波特産の山芋のとろろがたっぷりとかかっている・・・・。 大正12年に建設され70年間篠山町役場として使われた後現在は観光案内所や喫茶店・特産品の販売店になっています。
大手食堂はこの裏側にあります。
武家屋敷・安間(あんま)家資料館
篠山藩主であった青山氏家臣の屋敷でその建物が保存され、当時の家具や食器類がそのまま残されている。
篠山城の西側の外濠に沿ってある「お徒士町通り」の武家屋敷郡。今なお十数戸のお徒士衆の住宅が存在し当時の面影が残る。
青山歴史村
江戸時代の歴史と文化が多く展示されているタイムスリップして昔の暮らしを感じとって見れば・・・。
篠山城堀端のさくら
江戸時代末期の妻入商家が立ち並ぶ河原町の道筋です。
少し足を伸ばして篠山市本郷(元西紀町)にある「ジェイズヒルガーデン」に寄って来ました。近くには草山温泉があり、まわりは山に囲まれていて、お茶をのんびり味わうのにはいい空間が広がっているところでした。
春は庭の花々に囲まれ、初夏は新緑に包まれ、秋は木々の紅葉が楽しめる雰囲気を感じられるようです。
オーナー手作りの庭園が迎えてくれました。 ゆっくりとした時間が流れる雰囲気がいいね。
芝生を挟んでオープンデッキが並ぶ庭。 小鳥のさえずりを聞きながらのティータイムはいいもんですね。
お知らせ
○定休日は水曜・第3火曜です
○営業時間はam11:30〜pm5:00
           篠山ツーリング2へ