金 山 (かなやま) 「鬼の架け橋」  537m      2007.11.20     晴れ    兵庫県篠山市

ここ金山は篠山市と丹波市との境にある鐘が坂トンネルの上にあります。歴史はさかのぼりますが織田信長の命を受けて明智光秀が天正6年(1578年)に丹波制圧のためにここ金山に城を建てたました。これが金山城です今はその面影が山頂に残っています。

その側にあるのが「鬼の架け橋」です自然にできたちょっと怖い岩ですよ。岩の間から柏原の鐘が坂付近が見えます。


いよいよ追手神社登山口(篠山側)から登ります。
山頂まで1270mです天気もいいので秋の空気を感じ
ながらゆっくりと友人3人と登りました。
登山口から少し登ったところにある観音堂。
篠山の大山方面を望む中腹に差し掛かりました。
テレビのアンテナ基地が建っていました。

金山中腹にある園林寺跡のもみじ。
これが「鬼の架け橋」の巨岩です。
昔から色んな伝説話があるみたいです。
たとえば・・・
平安時代の中期に、有名な源頼光の
大江山の鬼退治の話がありますが、
この石の橋には大江山の鬼が夜な夜な
京へ出没しては金銀財宝を盗み、姫や子供を
さらってはこの架け橋を渡って帰っていったという
話が伝わっています。とか・・・・

その鬼の架け橋の上にたつ私です(右)。
側の巨岩の上から鬼の架け橋を見たところです。
少し斜めになって見える岩が鬼の架け橋です。
山頂から見た柏原方面の紅葉の山です。
鬼の架け橋から見た柏原方面の国道176です。
金山城跡
山頂から北に「黒井城」東に「八上城」が見渡せ
当時明智光秀が丹波攻めの拠点にした事が伺える、
城跡でした。
山頂からの下りは、明治の鐘が坂トンネル方面に下った
つもりでしたが、道に迷い昭和の鐘が坂トンネル付近に
出てしまったのでした(笑)。

そこで地元の人に尋ねて初代のレンガつくりのトンネルに
行くことができました。

ここは篠山側の出入り口。
延長268m・幅3m
柏原側のトンネル付近から鐘が坂公園の紅葉です。
明治のレンガつくり鐘が坂トンネル

総工費4万円余り延べ6万3千人の工夫を費やし
明治16年(1883年)に完成(工期2年10ヶ月)。
鹿児島のレンガつくり職人が柏原上小倉で釜を作り
約28万枚を焼いて造られたそうです。

ここは柏原側の出入り口
明治の鐘が坂トンネル付近のもみじ。
帰り道ちょっとおまけの探索です。
一躍有名になった「丹波竜」の化石発掘現場に
寄ってきました。
訪れた日は第2次発掘開始日だったので大勢の報道陣が
やってきたようです。(きょうのニュースにでるそうです)
化石発掘現場
篠山川の渓谷にあり、化石が発見された地層は今から
約1億4千万年〜1億2千万年前のものだそうですよ。
私には凄いとしか言えません(笑)ネ。