小金ヶ嶽   725m  多紀連山  兵庫県篠山市    2007年1月12日


ここ多紀連山の山々は、その昔 平安時代末期から中世にかけ修験道行場として栄えてきましたが、文明14年(1482年)大峰山の僧兵が来襲して寺院はすべて消失しました。今もその面影を残す大岳寺跡や福泉寺跡があり、そして水飯場跡等を見る事が出来ます。
登山入り口の杉林を進む なだらかな杉林をすぎれば岩場にさしかかる
険しい珪石質の岩肌 岩場の斜面を鎖にすがって・・・
あと少しで山頂です(前方が小金ケ嶽) 山頂にて 360°の絶景がいいね!
ここ小金ヶ嶽は岩肌の荒い珪石(けいせき)質の奇岩が露出しています。視界は広く展望はまずまずです。秋の紅葉時期はいいと思います。古くは蔵王堂があったことから蔵王ケ岳とよばれ修験道場の山です。
小金ヶ嶽より御嶽を望む 岩場より西方面を見る