2011年(平成23年) 北海道ツーリング 4   6月30日〜7月13日


今日は朝から雨模様です。予定では函館でゆっくり宿泊してからR228(松前国道)経由で江差方面に行く予定でしたが、この雨では函館をあきらめて白神岬を経て江差に向かうことにした。

途中、松前の「道の駅 北前船松前」でマグロ丼をいただき一路江差へ。。。(一日中雨にたたかれたツーでした。)
ニセコの尻別川にかかる橋より望む「ニセコアンヌプリ」




福島町にある青函トンネル記念館     (地図)
トンネルボーリングマシン(略してTBM836型)3.6mの大きさでトンネルを掘り進む優れたマシンですよ。 青函トンネルには3本のトンネルがある。@本坑:列車が走るビルの3階建てぐらいの大きさ。A先進道抗:地質や水の出方調査をする。現在は排水や換気に使われている。B作業抗:本坑から30m横に並行していて本坑とは600m毎に結合されている。土砂の排出や工具・資材の運搬に使われ、現在は保守用道路として使われていますよ。
1988年(昭和63年)津軽海峡線(青函トンネル)が24年間という長き年月を要し完成。2年後(2013年)には新幹線が通る工事が現在進められている。
白神岬なんだけど・・・・雨・あめ・・・で・・  天気がよけりゃ、ここから津軽海峡越しに龍飛岬(青森)が見えるんやけれど。。。  (地図)
江差に到着で〜す。 徳川幕府最強の軍艦!「開陽丸」 動乱の幕末に1868年(明治元年)11月15日に江差沖で暴風雨に遭い座礁沈没したそうです。 
平成2年に復元されて現在資料館になっています。(有料)
開陽丸とは・・・オランダ製軍艦で木造帆船。排水量2,590t、長さ約72.8m、幅約13m、高さ約45m、マスト3本、補助蒸気機関410馬力、備砲は当時最新鋭のクルップ砲を含む26門だったそうです。
江差です・・・姥神大神宮(うばがみだいじんぐう)  この神宮では毎年8月に渡御祭(とぎょうさい)という北海道最古の祭りが行われます。ニシンの豊漁による景気に沸いた江差の人々が感謝の意味を込めて行う夏の大祭です。豪華な山車(江差では曳山をヤマという)13台が町内を練り歩くのは圧巻と聞きましたよ。
この山車をみると北前船の影響でしょうか、京都の文化を引き継いでいるような気がしました。  (地図)
江差の「横山家」京都の文化がここにありました。代々引き継がれた鰊御殿です。この横山家は漁業、商業、廻船問屋を営み200年の歴史があると聞きました。この建物は160年前に建てられた家屋で今は北海道文化財に指定されています。間口は9m奥行きは70mでまさに京風の建物でしたよ。
江差追分会館・・・唄で有名な江差追分節は、その昔江戸時代に信州中仙道で唄われていた馬子唄が全国各地に広がり・・やがて北前船により江差に運ばれてきて、日本を代表する民謡となったようです。(毎年9月に自慢ののどを競う、江差追分全国大会行われます。)
「♪。。かもめのなく音にふと目をさまし、あれが蝦夷地の山かいな。。♪」の石碑があった。
山車の格納庫なんです(豊年山山車蔵と・・)。 右隣は横山家です。 江差かもめ島の名勝「瓶子岩(へいじいわ)」(雨の中霞んでいた)


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